2005-05-20 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
人は、BSE牛の脳や脊髄が含まれる食肉を食べたことでBSEに感染し、変異型ヤコブ病を発症しています。変異型ヤコブ病の患者は、これまでに英国で百五十五名、フランス十一名のほか、日本を含む七カ国で一名ずつ見出されています。英国では、一九九六年までに七十万頭ぐらいのBSE牛が食用に回されたと推定されています。
人は、BSE牛の脳や脊髄が含まれる食肉を食べたことでBSEに感染し、変異型ヤコブ病を発症しています。変異型ヤコブ病の患者は、これまでに英国で百五十五名、フランス十一名のほか、日本を含む七カ国で一名ずつ見出されています。英国では、一九九六年までに七十万頭ぐらいのBSE牛が食用に回されたと推定されています。
五年、二十五年の潜伏期間があって、あるいは、今、我々、私も含めてかもしれない、皆さんたちも入っているかもしれない、変異型ヤコブ病の潜伏期間中にある人、いるかもしれない。これは本当に、安全委員会、ケルシーさんのように、権力に屈しちゃだめですよ。ぜひ皆さんたちに、ひとつ真剣に御議論を、まじめにしていただくように、ぜひ寺田さんにきょうは代表して申し上げたいと思うんです。
で、変異型ヤコブ病の潜伏期間が大体五年から二十五年だという。もうみんな潜伏しているかもしれない、我々。それを考えると恐ろしくなる。今の審議官の説明ですと、これが日本で感染したのじゃない、イギリスで感染したという説得力、全くありません。
きょうは、日本人初の死亡者が出ましたいわゆる変異型ヤコブ病関連について伺います。 厚生労働省は、この病気に関する電話相談窓口を二月四日の夜半から開設されたわけですね。その間、期間の延長もされたようですけれども、結局どの程度の相談件数となりましたでしょうか。
きょうは、前回できませんでした変異型ヤコブ病、そしてBSEの問題、これを中心にやらせてもらいたいと思うんですが、その前に、まず冒頭、私、日曜日午前中、家にいるときはいつも「サンデープロジェクト」という十チャンネルの番組を見ておるんです。多分皆さん方も見ているんじゃないかと思うんですが、そこで非常に気になったというか不快な思いをいたしました。まずそのことを冒頭質問させていただきたいと思います。
変異型ヤコブ病の発生について御質問したいと思います。 今月四日、我が国において変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者が初めて出ました。厚生労働省も、この間たくさんの問い合わせがあったという数字が、同僚議員の方から質問してあったわけでありますが、問題は、この男性がどこで感染したかという点なんですよ。
変異型ヤコブ病の潜伏期間にいる日本人がたくさんいるのではないかという不安が今あるんですよ。この不安をどうやって解消しますか、厚生労働大臣。
最後に、両大臣からお伺いしますけれども、日本での変異型ヤコブ病の発生というような事態もありますし、このアメリカの今の取り組みのずさんな状況もあります。
○山本(喜)委員 この変異型ヤコブ病ですけれども、国民の不安あるいは関心というのも極めて高いと思います。ですから、牛肉の安全性が改めて問われているというふうに思うわけでございます。
私は別にその番組に携わっておりませんでしたが、何を批判されたかというと、牛がよろめいて倒れるようなシーン、それから、人間に感染したいわゆる変異型ヤコブ病の女の子の非常に哀れな状況、これは、二つが牛肉の消費を減退したんだ、それはもうNHKの責任であるということを言われました。 私は当事者ではなかったんですけれども、そのときに申し上げたのは、私の考えでは、これは風評被害ではないだろう。
これをちゃんと読みますと、先ほどもTSE、変異型ヤコブ病の問題がありまして、そういうものに対して科学的にどう対応するのかということは極めて大切だという、デリケートな問題があるということを指摘したわけでございますが、原著に当たってみますと、まずセーデル氏、これはザイデルというふうに読むわけでございますが、自由民主党の政策特別顧問を務めた、そのような経験は全くない、自由民主党のメンバーのグループの政策アシスタント
ただ、我が国の場合に、国内自給ということを一生懸命言っているわけでございますけれども、BSEが多数発生をしてきた、そういう中で、もし我が国において変異型ヤコブ病が発生したときに、こういったものをどう考えるのかということも極めて大切なことだろうというふうに思っております。
しかし、ヨーロッパにおきます今までのBSEの発生状況、並びに、そこからさらに人間への変異型ヤコブ病が発生をしてくる、そういう経過を見てみますと、やはりヨーロッパと日本との間では、それは質的な違いではなく程度の差にはなったかもしれませんけれども、この程度の差は現在のところはかなり大きいというふうに理解をいたしております。
○山内(功)委員 財務省から肉骨粉の国別輸入数量一覧表をいただいておりますが、香港では変異型ヤコブ病で一人死んでおります。イギリスからの輸入によるものでありましょう。 その香港から大量に日本は肉骨粉を、過去何年間にもわたって輸入をしております。豚肉粉だったと香港が言っているから、そのとおりだろうというのではなくて、本当のところはどうなんだということまで調べる考えはありますか。
○中川(智)委員 私がちょっとお尋ねしたのは、また本当に新変異型ヤコブ病が発症したときに、何だかこの人はイギリスに数カ月いたからそのときではないかとか、責任の所在が明らかにならずに、また長い裁判を経てそういうことにならないように、今も、これはやっと裁判で決着しそうですが、和解で決着しそうですけれども、医療費だけが免除と。
○大脇雅子君 人々が一番不安に今感じているのは、もし人が新変異型ヤコブ病を発症した場合には政府としてどのような対応をされるのか、そのためにどんなシステムで今考えておられるのかということであろうかと思います。
○政府委員(小林秀資君) 今、先生の御質問のディフュージョンウェーテッドMRIという器械ですが、この器械はうつ症状で発症することが多い新変異型ヤコブ病の早期診断に有効であるとの報告が欧米でありまして、先般のWHO専門家会議においても取り上げられたと聞いております。
これは、中海綿状脳症と新変異型ヤコブ病とのプリオンたんばくに類似性が認められたことを意味しており、疫学的な因果関係が認められたことまでは意味しているものではございませんでした。 なお、我が国におきましては、平成八年に実施をいたしましたクロイツフェルト・ヤコブ病緊急調査や平成九年から実施をいたしております。
○政府委員(小林秀資君) 今申しましたことをまた繰り返しますと、牛海綿状脳症と新変異型ヤコブ病とのプリオンたんぱくに類似性が認められたことを意味しておりまして、疫学的な因果関係が認められたことまでを意味しているものではないということであります。
つけ加えますならば、英国の狂牛病に関連して新変異型ヤコブ病の発生が、我が国でも調査が必要となりまして、行われた緊急調査におきまして四十三例の硬膜移植の方のヤコブ病発生が報告されたわけですが、そのうちの四十一例につきましては、今お話しのとおりの一九八八年にアルカリ処理をされた硬膜が供給される前に手術を受けて発症をされた事例でございます。
○丸山政府委員 英国で狂牛病由来の新変異型ヤコブ病の発症が報告されて以来、緊急調査に基づきまして万全の措置をとっておりますが、今お話しの件につきましては、ヒト乾燥硬膜の移植に関連してヤコブ病が発生したという世界で最初の症例が一九八七年に米国で出まして、FDAがその使われた硬膜と同じ時期に生産されたものについての廃棄の勧告をした、こういうことでございますが、これにつきまして、当時、厚生省の安全対策担当者